「1日何歩?」病気予防の歩数の目安
先日スタートした「100万歩チャレンジ」。「健康のためには、1日どれくらい歩くのがいいですか?」というお問い合わせが寄せられましたので、参考データをご案内します。
1日の歩数目安と、予防できる病気
2000歩
寝たきりの予防
5000歩
要介護・認知症・心疾患・脳卒中の予防
8000歩
高血圧・糖尿病・脂質異常症の予防
1万歩
メタボリックシンドロームの予防
*出典:中之条研究
「中之条研究」とは、群馬県中之条町の住民を対象に調査を行い、「どのような運動を、どの程度行えば良いのか」の予防基準を示した研究です。
この研究では,病気の予防効果は1日1万2000歩が頭打ちで,「1日8000歩」が健康のためにもっとも適した活動量だと導き出しています。また、歩くペースとしては、会話はできるが、歌は歌うことができないくらいがいいでしょう。ウォーキングは健康に良い運動ですが、あまり過度になると、ストレスがかかって免疫機能を下げるリスクもあると言われています。データを参考に、適度な歩数を心がけましょう。特に初めのうちは目標歩数を下げて、少しずつ歩数を増やしていくことがお勧めです。(事務局)