コラム:睡眠による休養感を高める工夫
❶日中の運動・身体活動を増やす
日中に体を動かし、適度な疲労を感じることで寝付きが促され、途中覚醒が減り、睡眠の質が高まります。重要な点は「運動の習慣化」です。ただし、寝る前2~4時間の運動は目を覚ますので避けましょう。
❷就寝前にリラックスし、嗜好品に注意する
- 喫煙をしない。
- 睡眠直前の2時間以内は食事を控える。
- 夕方以降はカフェインを控える。
- 睡眠の1時間前からスマートフォンやパソコンの使用を控える※。
※寝る前に強い光を目に入れたり、脳が興奮する情報に接したりすることは、睡眠の質を下げてしまいます。スマートフォンだけでなく、ゲームやテレビも同様です。
❸寝室の環境を整える
- 光 :夜は室内照明を弱くしてできるだけ暗くする。
- 温度:快適と感じられる適度な室温を心がける。寝る前にお風呂に入り一度体温を上げることで、その後に体温が下がりやすく、眠りにつきやすくなります。
- 音 :できるだけ静かな環境で眠りましょう。落ち着いた音楽を聴くと寝付きがよくなります。
出典:厚生労働省 e-健康づくりネット、スマート・ライフ・プロジェクト(厚生労働省)