減塩をテーマに、講演会&PRブース運営(開催レポート)
2022年10月8日(土)・9日(日)、はこだて市民健幸大学は、イベント「ウェルネスFesはこだて」にて、減塩をテーマにした講演会とPRブース運営を行いました。
当日の様子をレポートします。
健康づくり講演会「手軽に塩分を減らすコツ」
2022年10月9日(日)函館市民会館小ホールで、減塩の必要性や、おいしく減塩する方法について、木幡恵子先生(北海道栄養士会函館支部長/函館短期大学名誉教授)にご講演いただきました。
先生はまず、年齢別に見た高血圧の頻度に関するグラフを示し、70歳以上は男女ともに高血圧者の割合が70%以上になることを紹介。その最大の原因が「食塩の摂りすぎ」であると説明しました。
毎日の食生活を通じて減塩に取り組む方法は、具体的に次の3つがあると紹介しました。
- 汁物は具だくさんにして、汁は少なくする
- うまみを利用!だし汁や牛乳などと合わせる
- 1品を好みの味に、残りは薄味にしてメリハリを
さらに、牛乳をプラスする「乳和食」はカルシウムの摂取量を増やせるメリットもあると、推奨しました。
減塩PRブース「おいしく!減塩体験」
イベント「ウェルネスFesはこだて」函館アリーナ会場に開設した減塩PRブース「おいしく!減塩体験」では、講演会で紹介した「乳和食」の試食のほか、「削り節とこんぶのだし」の試飲を配布し、調味料を減らしてもおいしく食べられることを来場者に実感していただくことができました。