特別コラム「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠 〜健康寿命の延伸〜」Vol.1 身体活動量アップのススメ
〜健康増進普及月間・食生活改善普及運動(9月1日~30日)特別コラム〜
1に運動とは言え、「忙しくて運動する時間が取れない」「わかっているけど運動は苦手・・・」という方、実はちょっとした身体活動※にも意味があります!
身体活動とは?
安静にしている状態より多くのエネルギーを消費するすべての動作のことで、身体活動=生活活動+運動とまとめることができます。



身体活動量が少ない人は多い人に比べ、高血圧や糖尿病、肥満のほか認知症のリスクが高まります。
少しであっても、まずはからだを動かずことが大切です。
“ちょっとでも”動く:少しの身体活動でも何もしないよりは意味があります!
“ちょっとずつ”動く:はじめは時間が少なくてもいいんです!
からだを動かさないとどうなるの?
身体活動量が少ない人は多い人に比べ、高血圧や糖尿病、肥満のほか認知症のリスクが高まります。
例えば、生活習慣病発症や死亡リスクは、
- 身体活動量を1日10分多くすると、「約3%」減少
- 運動量を1日10分多くすると、「約6%」減少
- 息が弾むような運動を週60分実施している場合、「約10%」減少
すると言われています。
今の身体活動量が少ない人ほど、からだを動かす時間がちょっと増えただけで、健康増進効果が期待できます!
日常生活の中で身体活動量アップ
まずは日常生活で、今よりも“ちょっとでも”身体活動量を増やしましょう。
国は『+10(プラステン):今より10分多くからだを動かそう』を推奨しています。今より普通歩行を+10分することで、体重60kgの方であれば、1年間で1.5kg体重減少効果が期待できます。


いつもより歩幅を広く速く歩く

エスカレーターやエレベーターではなく階段を使う

デスクワーク中でも時々立ち上がってからだを動かす

散歩や通勤で歩く時間を10分(1,000歩)増やす

週に1回草むしりやどこか1か所の大掃除をする

スマホやテレビを立って見る
推奨されている身体活動量を歩行数に換算すると、1日あたり20~64歳で8,000歩、65歳以上で6,000歩相当となります。まずは普段の生活でのご自分の歩数を知ることから始め、いつもより“ちょっとだけ”多く歩くことを意識してみましょう。
座りっぱなしに注意!
目が覚めた状態で、座ったり寝転んだりして行う行動を「座位行動」と言います。
「1日全体を振り返ると座っている時間が長い」「1回座るとそのまま座り続けている」、そんな心当たりはありませんか?
近年、座位行動(座りっぱなし)は、死亡リスクを増加させることや、様々な生活習慣病のリスクを増加させることが分かってきました。
座りっぱなしを減らすポイント
長時間の座りっぱなしを避けるために、できる限り頻繫に(理想は30分に1回)立ち上がることを意識してみましょう。
立つことが困難な人も、じっとしている時間が長くなりすぎないように、少しでも身体を動かしてみましょう。
(実践例)
- デスクワークの合間に立ち上がってコーヒー・トイレ休憩、軽めのストレッチ
- 会議や作業を立って行う
- スマホ等のタイマーを活用して、席を立つ
- テレビCMや動画の広告時間に一度席を立つ
- リモコンやティッシュなど、周囲の物は手元に置かない
(立たないと届かない位置へ)
