特別コラム「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠 〜健康寿命の延伸〜」Vol.5 健診の受けっぱなしにご用心!
〜健康増進普及月間・食生活改善普及運動(9月1日~30日)特別コラム〜
このコラムでは健康診断を受けっぱなしにせず、健診結果を健康づくりに活用することが大切な理由についてお伝えします。
健診結果を確認していますか?
健診結果が届いても・・・
- 健康診断を受けたことに安心し、結果を見ていない
- 結果は確認したが、生活習慣の改善まではしていない
再検査や精密検査のお知らせが入っていたけど・・・
- 自分は元気だから大丈夫
- 忙しくて病院に行く時間がない
- 病気だったら怖いし、入院と言われたらどうしよう
等で、健診結果を放置している人はいませんか?
健診結果は身体の中の通知表
健診結果を確認し、活用することが大切です!
再検査、精密検査のお知らせが同封されていたら・・・
再検査 | 精密検査 |
---|---|
健診結果の異常値が一時的なものか、もう一度同じ検査をして再確認 | より詳しい検査をした数値から、治療が必要かどうかを確認 |
検査を受けると、こんなにも良いことが✨
- 病気が早期発見できれば、簡単な治療で済むことが
- 検査の結果、問題がなければ自身や周囲の不安が解消
- 時間とお金を大切にできる
検査を受けず、病気の発見が遅れると・・・⚠
- 日常生活や仕事に大きな影響が
- 多くの時間と治療費が必要に
- 気がついたときには手遅れに
健診結果を持参し、すみやかに受診しましょう!
気をつけたいメタボ(メタボリックシンドローム)
メタボを放置すると動脈硬化の進行が早くなり・・・
心臓病・脳卒中・糖尿病合併症などの病気を発症しやすくします!
特定保健指導の案内が入っていたら・・・
特定保健指導:健診の結果、生活習慣病のリスクがある人に保健師等の専門職が生活習慣改善をアドバイス
- 動機付け支援:メタボのリスクがある人に個別またはグループ面接での指導があり、3か月以降に健康状態や生活習慣の改善を確認
- 積極的支援:メタボのリスクが高い人に個別またはグループで初回面接後、3~6か月間の継続的な指導最終日に健康状態や生活習慣の改善を確認
メタボの改善・予防には、ぜひ1人で取り組むより効果的な特定保健指導のご利用を!
健診結果が基準値内でも
- 基準値内ぎりぎりの健診項目があった
- 年々、異常値に近づいている
等の数値は体内に異変があること、放置すると重大な病気になる可能性があることを伝えてくれています。少しでも気になる数値があったら、生活習慣病予防の観点から日頃の生活習慣を見直し、検査値の改善を見直しましょう!
食事
運動
睡眠
禁煙