特別コラム「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠 〜健康寿命の延伸〜」Vol.3 食事はおいしく、バランスよく
〜健康増進普及月間・食生活改善普及運動(9月1日~30日)特別コラム〜
「バランスよく食べましょう」とは聞くけれど、じゃあバランスのよい食事ってどんなもの?
食に関する情報は溢れていますが、まず知っておきたい食事の基本を紹介します。
バランスのよい食事とは
バランスのよい食事とは、主食・主菜・副菜が揃った食事です。
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ごはん、パン、めん類などで、炭水化物を多く含みエネルギーのもとになります。
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魚や肉、卵、大豆製品などを使ったおかずの中心となる料理で,たんぱく質や脂質を多く含みます。
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野菜などを使った料理で、ビタミンやミネラル、食物繊維などを多く含みます。
単品を組み合わせた「定食タイプ」、一皿に盛り合わせた「ワンプレート」はもちろんのこと、「麺類や丼もの」は具材の工夫や小鉢料理・サラダなどと組み合わせるとバランスを整えることができます。
主食・主菜・副菜を組み合わせるのはなぜ?
食品には多種類の栄養素が含まれていて、それぞれの食品に含まれる栄養素の種類は、食品によって異なります。このため、私たちは多様な食品を組み合わせて、必要な栄養素をとる必要があります。
多様な食品というと「1日○○品目食べましょう」と推奨されていた時期もありますが、似たような性質の食品に偏ることが考えられますし、数が決まっているとハードルが上がり、負担に感じてしまう場合もあります。
主食・主菜・副菜にどんな料理が該当するか知り、組み合わせて食事をそろえることで、多様な食品から必要な栄養素をバランスよくとることができます。
さらにバランスよく食べよう!
主食・主菜・副菜の組み合わせが意識出来たら、それぞれの割合を考慮できるとさらにバランスが良くなります。
大まかな目安として,「主食:主菜:副菜=3:1:2」
食事の半分は主食、残りの1/3が主菜、2/3が副菜のバランスです。 お弁当箱で例えると下記のイラストのようなイメージです。
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バランスを意識すると彩りが良くなり、見た目にもおいしそうな食事になります! ぜひ「主食・主菜・副菜」意識してくださいね。