特別コラム「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠 〜健康寿命の延伸〜」Vol.2 身体活動量アップのススメ
〜健康増進普及月間・食生活改善普及運動(9月1日~30日)特別コラム〜
1に運動とは言え、「忙しくて運動する時間が取れない」「わかっているけど運動は苦手・・・」という方、実はちょっとした身体活動※にも意味があります!
身体活動とは?
安静にしている状態より多くのエネルギーを消費するすべての動作のことで、身体活動=生活活動+運動とまとめることができます。
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身体活動量が少ない人は多い人に比べ、高血圧や糖尿病、肥満のほか認知症のリスクが高まります。
少しであっても、まずはからだを動かずことが大切です。
“ちょっとでも”動く:少しの身体活動でも何もしないよりは意味があります!
“ちょっとずつ”動く:はじめは時間が少なくてもいいんです!
日常生活の中で身体活動量アップ
まずは日常生活で、今よりも“ちょっとでも”身体活動量を増やしましょう。
国は『+10(プラステン):今より10分多くからだを動かそう』を推奨しています。今より普通歩行を+10分することで、体重60kgの方であれば、1年間で1.5kg体重減少効果が期待できます。
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いつもより歩幅を広く速く歩く
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エスカレーターやエレベーターではなく階段を使う
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デスクワーク中でも時々立ち上がってからだを動かす
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散歩や通勤で歩く時間を10分(1,000歩)増やす
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週に1回草むしりやどこか1か所の大掃除をする
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スマホやテレビを立って見る
推奨されている身体活動量を歩行数に換算すると、1日あたり20~64歳で8,000歩、65歳以上で6,000歩相当となります。まずは普段の生活でのご自分の歩数を知ることから始め、いつもより“ちょっとだけ”多く歩くことを意識してみましょう。